新本館のデザイン発表
帝国ホテルは、2036年に完成予定の帝国ホテル 東京 新本館の外観デザインを発表した。コンセプトは「東洋の宝石」とし、フランス在住の建築家 田根剛氏のデザイン案を採用する。
建て替えにより、帝国ホテル東京 新本館と新タワー館に生まれ変わる予定で、今回は新本館のデザインが公開された。新本館の用途はグランドホテルで、2031年度~2036年度の建て替えを予定している。なお、新タワー館は2024年~30年度の建て替えとなり、オフィス、商業、サービスアパートメントなどの用途を予定している。
新本館は、フランク・ロイド・ライトにより設計され、1923年に開業した2代目の本館、通称「ライト館」を形容する言葉として使われた「東洋の宝石」のコンセプトを継承。「宮殿」の構えと人類の進歩の証である「塔」を融合し、新しい迎賓館にふさわしく、首都の中心に燦然と輝く存在を目指す。 新タワー館を含む総事業費規模は、約2,000億円から約2,500億円程度の見込み。