東京の再開発

内幸町エリア再開発、帝国ホテルなどの跡地に超高層ビル

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北地区(約2・4ヘクタール)

事業者は帝国ホテルと三井不動産。

I期工事として24年度から「帝国ホテルタワー」を解体。オフィスや宿泊施設が入る「ノースタワー」(地下4階地上46階建て、高さ約230メートル)を30年度に完成させる。31年度に「帝国ホテル本館」の解体を開始し、II期工事に着手する。宿泊施設を配置する「新本館」(地下4階地上29階建て、高さ約145メートル)の建設などを36年度までに終える。新築する2棟は総延べ約42万平方メートルとなる。

中地区(約2・2ヘクタール)

NTT都市開発、公共建物、東京電力パワーグリッド(東電PG)、三井不動産の4社が事業者。

地下6階地上46階建て延べ約37万平方メートル、高さ約230メートルの規模となる。オフィスや宿泊施設、商業、ホールを設ける。基本設計はNTTファシリティーズ。22年度の解体着工、29年度の竣工を想定する。

南地区(約1・9ヘクタール)

事業者は第一生命保険、中央日本土地建物、東京センチュリー、東電PGの4社。

地下5階地上43階建て延べ約31万平方メートル、高さ約230メートルのビルを整備する。オフィスや宿泊施設、商業、ウェルネス促進施設が入る。22年度に解体を始め、28年度の竣工を目指す。

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