福岡ビル、天神コア、ビブレ天神地区を再開発
福ビル街区(福岡ビル、天神コアビル、天神第一名店ビル〈ビブレ〉を含む街区)の一体的な再開発プロジェクトで、福岡ビルと天神コアビルを建て替える第1期事業は、2024年春の開業を目指し、 2019年4月以降の解体工事着工を予定しています。プロジェクトのコンセプトは「創造交差点」。アジアゲートウェイ、職住近接というエリアの特徴を活かし、常に新しいビジネスと文化を生み出す交流の場を整備する計画。
再開発ビルは、商業(B2~4F)・オフィス(8~17F)・ホテル(18・19F)となる延床面積約30,000坪の大規模複合施設。5・6Fに九州最大規模となるスカイロビーを設け、オフィスエントランス、ホテルロビー、カンファレンス、カフェ、コワーキングスペース等を配置し、オフィス関連だけではなく、多様な人々が訪れて偶発的な出会いが生まれる場所となることを目指します。また、ワンフロア約900坪の大規模無柱空間となるオフィスは、グローバル企業のニーズに対応できるよう、耐震性能、BCP対策、セキュリティ対策、環境配慮においても最高水準のスペックを予定。グローバル企業や多様な働き方に対応したオフィスサポート機能の導入も計画している。
外装デザインは、世界的な建築設計事務所、KPFが担当。和の伝統を取り入れたフレームデザインに、西鉄電車のレールをイメージした鉄の素材感を活かし、緑化を多用したシンボリックな外観は、天神・福岡の新たなランドマークとして街のブランド向上にも貢献します。また、天神明治通り街づくり協議会では、2009年に「アジアで最も創造的なビジネス街を目指す」とグランドデザインに掲げており、本プロジェクトにおいてもこのビジョンの実現に資する開発に取り組んでいきます。