西日本の再開発 鉄道路線計画

那覇市がLRT計画、2040年開業目指す

投稿日:

LinkedIn にシェア
Pocket

ゆいレールと接続するLRT

沖縄県那覇市は、高齢者や障害者が乗降しやすいように車両の床を低くした「LRT」(次世代型路面電車)の整備計画の素案を公表。市中心部を東西に貫くルートと南北に走るルート計約11キロを整備。複線で整備する本線は6~15分間隔、単線の支線は20~30分間隔の運行を想定している。

県庁北口-県立南部医療センター付近の東西ルート本線(約5キロ)と県庁北口-若狭海浜公園付近の支線(約1キロ)、真玉橋付近-新都心地区の南北ルート(約5キロ)の計3路線。東西ルートから先行して整備する。

市はLRTを「基幹的公共交通」と位置づけ、那覇空港にアクセスする「沖縄都市モノレール」(愛称・ゆいレール)や各地に向かうバス路線と接続させる計画。

4車線(片側2車線)の道路のうち中央2車線を軌道に置き換えて複線を整備し、超低床の車両が一般の車と走る併用軌道を走行。東西ルートの支線は単線とする。左右のレールの間隔は新幹線と同じ幅の「標準軌」を予定している。

(写真は宇都宮LRT)

-西日本の再開発, 鉄道路線計画
-, ,

執筆者:

関連記事

門司港レトロに新ホテル2025年開業

ホテルや飲食店なども入居 北九州市は、「門司港レトロ地区臨海部開発事業」の公募型プロポーザルを実施した結果、美里建設を優先交渉権者に特定した。 同社は、ホテルと商業施設で構成する高さ35mの複合施設を …

博多駅前の西日本シティ銀行建替え、14階建てに

600席の音楽ホール併設 「西日本シティ銀行本店本館建替えプロジェクト」は、西日本シティ銀行保有ビルの連鎖的再開発の第一弾として、西日本シティ銀行の本店機能に加え、オフィスフロアや商業店舗を配置した複 …

山梨県が富士5合目までの富士登山鉄道を整備構想発表

富士山登山鉄道構想 山梨県の構想では、これからの富士山五合目アクセス交通の在り方及び登山鉄道の基本方針として、富士スバルライン上にLRT(次世代路面電車)を敷設する案を想定し、整備イメージや事業運営に …

淀屋橋駅東地区(大阪市)に150メートル超高層ビルと商業施設

御堂筋通り沿いに超高層ビル 日本土地建物と京阪ホールディングスは「淀屋橋駅東地区都市再生事業」の概要を発表。 日土地淀屋橋ビルと京阪御堂筋ビルの両敷地を一体化し、共同で建て替える計画。2020年既存建 …

【福岡】百道浜にプリンスホテル、2026年春に新規開業

福岡タワー隣にプリンスホテル 福岡市早良区百道浜に基盤ブランドである「プリンスホテル」を冠した全229室のホテルを2026年春に新規開業。 全室が博多湾を臨むオーシャンビューの全229室の客室、オール …