西日本の再開発

大阪・万博記念公園に大型アリーナ、27年開業

投稿日:2021年5月23日 更新日:

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西日本最大級のアリーナ

日本万国博覧会記念公園(吹田市)の最寄りの同駅周辺に西日本最大級のアリーナ(延べ床面積6万9550平方メートル)や商業・カジュアルホテル棟、ホテル棟、オフィス棟、共同住宅の整備を提案。2023年に着工し、アリーナなどの第1期事業を27年に開業、第2期以降の事業は32~37年に順次オープンする予定。

アリーナ棟は最大収容人数が1万8000人で、このうち固定観客席は1万3400席。年間イベント数は165回で、来館者数は約180万人を想定している。

このアリーナが完成すると、世界フィギュアスケート選手権やプロテニスWTA(女子テニス協会)ツアー、NBA(北米プロバスケットボールリーグ)公式戦などの国際スポーツ大会の誘致が可能になる。

第1期事業でアリーナのほか商業・カジュアルホテル棟と共同住宅(267戸)、エネルギーセンターを整備。第2期事業ではオフィス棟とフルサービスホテル棟、第3期事業でオフィス棟と商業棟、共同住宅、第4期事業でオフィス棟と共同住宅を建設すると提案した。大阪モノレールの同駅南側の事業対象用地(千里万博公園23の17)の全体面積は約16・9ヘクタール。

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