子育てしやすい街を求めて流山市へ、そこでの出会いをきっかけにイラストや漫画を描き、やがてフリーランスで活動を始めたはしもとさん。これまでの経歴などを振り返っていただきました。
まんが家、イラストレーター、ライター
1985年福島県生まれ。2015年4月より千葉県流山市在住 。
手ざわり感のあるほんわかテイストのイラストを描きます。文章・思考は結構まじめ。この2つを合体して「絵はほんわかしてるけど内容は硬派」な、まんがを制作。社会や地域の課題をなるべく多くの人が自分ごととして想像できるよう、描いたり書いたりしています。
出身は三春滝桜がある福島県の三春町で、大学は埼玉大学に進学し都内の会社でシステムエンジニアとしてのキャリアをスタートする。旦那さんも同じ福島で高校時代の同級生。結婚した時は大田区に住んでいて、それまで住む場所にはこだわりは何もなかった。現在は2人のお子さんを育てながら、まんがやイラスト、ライターとしての活動をしている。はしもとさんは過去に流産の経験もあるそうで、その時に子どもを産んで育てていくならば、家事と育児に専念したいと思い、次の妊娠が分かった後に会社を辞め、働くことから離れた。しかし住んでいた街には知り合いも誰もいない。赤ちゃんとだけ向き合う生活に孤独を感じ、家事と育児をするだけでなく、やはり社会に出て働くことが自分に合っていると思うようになり、再就職すべく、大田区で保育園を探し始める。
しかし保育園に入れるところがない。今年入園できなくても来年も入れる可能性も低い。ちょうど旦那さんが横浜から東京都内に転職をし、大田区に住み続ける理由がなくなったとき、保育園に入れるとこに引っ越したいと考え出した。そんな時、旦那さんが『母になるなら、流山市。』という広告を見つけた。自治体では珍しくマーケティングに成功してるらしく、子育て世代が多いなら、知り合いも増えるかもしれないと思い流山市に引っ越してきた。
2017年9月23日にヤフー本社のLODGEで開催れた第1回シビックパワーバトルに参加。シビックパワーバトルは、流山市、さいたま市、横浜市、千葉市、川崎市を代表する市民たちが「遊ぶ」「働く」「住む」というテーマで、バトルが繰り広げるというイベントだった。ただプレゼンテーションするのではなく、それぞれの都市が良い点をアピールしそれぞれの都市がツッコミを入れるというものだ。そのイベントに参加する前にご近所の友人に紹介されて、流山市チームとして一緒に参加した手塚純子さんや河尻和佳子さんと出会う。
その後、手塚さんが流山市ではじめた『 machimin 』のスタッフとして誘われ週に3回スタッフをしている。性格的には手塚さんとギャップを感じるとよく言われるそうだが、お互いの特徴を活かし合い、同居し合う感じが、そこのコミュニティの幅が広がってるように思えると語る。後に手塚さんが出した本『 もしわたしが「株式会社流山市」の人事部長だったら』の挿絵を描いたり、2021年には、流鉄流山線のヘッドマークのウシのイラストもデザインした。
絵が上手になりたい。イラストで伝わることが色々と、イラストレーターとして活動したことで分かった。意図して描いたことより、ちがう視点で感じてくれる人がいて、いろんな世代に受け入れられる。絵や漫画の”伝える力”を使い、物事の伝わりやすさを引っ張り上げたい。地域や社会の課題を自分ごととして伝えていきたい。
親父ギャグ、ダジャレ
何も生み出さない感じが好き、一瞬の楽しみ、人間味がある
Twitter ( @aya_hashimt )
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こども食堂の漫画「ここで、のできごと」販売サイト
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※チケットをお願いする時、『ソーシャルタウンガイド』を見たと連絡するとスムーズです。
※コンタクトはSNSのメッセンジャーから連絡をお願いします。
流山市前ケ崎の田んぼ
千葉県流山市前ケ崎
福島県三春町
福島県田村郡三春町
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・河尻和佳子(流山市役所)
・手塚純子(machimin)
・金川聡美(南流山子ども食堂)
・菅野千恵子(一般社団法人Switch)
・中林まどか(イラストレーター)
※つながりは、紹介したキーパーソンとのつながり、または今後インタビュー予定の方です。
金川さんからの紹介で取材。はしもとさんのイラストは、手塚純子さんの書籍やmachiminのSNSなどで見たことがあって、流山市の人びとの暖かさを表現した優しいタッチだなと思ってました。いろんなコミュニティのつながりなどからフリーランスで活動を始めたという話は、羨ましく感じました。(野田)
インタビュー・野田国広(編集部) グリーンドリンクス川崎のオーガナイザーをはじめ、かわさき新聞などのWEBメディア運営、シェアオフィスのコミュニティマネージャーなどを勤める。福岡市出身、川崎市在住。野田国広の記事一覧 |