西日本の再開発

MGMリゾーツインターナショナルとオリックスがIR施設

投稿日:

大阪で20年代後半に開業目指す

大阪府と大阪市は28日、誘致を目指しているカジノを含む統合型リゾート(IR)の事業者に、米国のMGMリゾーツ・インターナショナルとオリックスのグループを選定したと発表した。

開発コンセプトは「結びの水都」で、「水都大阪」の伝統や文化を継承しながら観光先進国化に貢献するとしている。関西地域の観光を推進する施設やVIP向け最高級ホテルも整備。国内外から約2050万人の年間来場者を想定している。

同グループの事業提案によると初期投資額は約1兆800億円に上り、2020年代後半の開業を目指す。年間売り上げは約5400億円を見込み、約1万5000人の雇用を創出できるという。 大阪のIR事業者には、米ラスベガスなどでIRを運営するMGMを中心とする同グループのみが事業者の公募に参加を申請。有識者らでつくる選定委員会が事業コンセプトや財政力、地域への貢献などの観点から審査し、同グループが事業者に選ばれた。 府市は今後、府議会と市議会の議決を経て22年4月までに整備計画をまとめて国に提出する方針。国はIR整備を国内で最大3カ所としている。有力候補とみられていた横浜市は誘致撤回に方針転換し、大阪府・市以外では、和歌山県と長崎県が誘致を進めている。

-西日本の再開発
-,

執筆者:

関連記事

泉佐野りんくうタウンにホテル、コンベンションホール

りんくう中央公園グランド跡に 大阪の泉佐野市にあるりんくう中央公園の用地を売却し、国際観光とMICE施設を整備。敷地約2万平方メートル。 四つ星ホテルやコンベンションホール、物販・飲食店舗、サービスア …

キャナルシティ博多イーストビル建替え

イーストビルを建替え これからのキャナルシティ博多は、福岡 x アジアのミックスカルチャーを生みだす「職住遊」が融合した⼈々の豊かな暮らしの場へ進化していきます。 現在のイーストビルについては、202 …

宝塚ホテル、宝塚大劇場の隣に移転し2020年開業

宝塚ホテルが移転 5階建て、200室の客室。宝塚歌劇団のディナーショーもできる大宴会場のほか、中・小宴会場、カフェレストラン&バイキング、日本料理や鉄板焼の店も出店される。2020年に宝塚大劇場の隣に …

神戸三宮にバスターミナルとホテル、商業施設など2025年完成へ

JR三宮駅前の大型再開発計画 神戸市中央区雲井通五丁目に、中長距離バスターミナル、神戸文化ホール、三宮図書館、オフィス、ホテルを核にした再開発。地上32階建ての超高層ビルを建設する。2025年完成予定 …

博多駅前の西日本シティ銀行建替え、14階建てに

600席の音楽ホール併設 「西日本シティ銀行本店本館建替えプロジェクト」は、西日本シティ銀行保有ビルの連鎖的再開発の第一弾として、西日本シティ銀行の本店機能に加え、オフィスフロアや商業店舗を配置した複 …