東京の再開発

京王とJR東日本が新宿駅西南口地区を再開発

投稿日:

LinkedIn にシェア
Pocket

甲州街道を挟んで再開発

2023年度から工事を開始し、南街区の工期は2023年度~2028年度、北街区は2040年代となっている。

更新期を迎えた駅ビルの建て替えを契機として、敷地の整序を行いながら駅、駅前広場、駅ビルなどを一体的に再編する計画だ。

北街区においては、多くの人が訪れるスカイコリドーの回遊性を生かし、歩行者動線に沿って情報発信・体験施設を整備。南街区では、グランドシャフトとつながる新宿テラス(中層)に面し、観光コンテンツ創出施設の開設を予定している。

北街区にライフスタイルホテル、南街区にラグジュアリーホテルとタイプの異なる宿泊施設を誘致。多様な付帯施設や観光情報発信施設と連携し、さまざまな滞在ニーズに対応したサービスを提供する。

計画地:東京都新宿区西新宿1丁目および渋谷区代々木2丁目各地内
区域面積:約1.9ha
全体の工期:2023年度~2040年代
全体の敷地面積:約1万6300m2(北街区約1万m2、南街区約6300m2)
全体の延床面積:約29万1500m2(北街区約14万1500m2、南街区約15万m2)
主要用途:店舗、宿泊施設、事務所、駐車場など

-東京の再開発
-

執筆者:

関連記事

東急東横店が2020年3月で閉店、スクランブルスクエアの第2期建設へ

渋谷駅再開発にともない閉店 東急百貨店は、渋谷駅で運営する東急東横店の営業を2020年3月31日で終了。 地下1階で営業する食品売り場「東急フードショー」など一部は営業を継続するが、1934年に開業し …

八重洲一丁目北地区再開発

東京建物が日本橋川沿いに再開発 日本橋川沿いの連続的な水辺空間と、東京駅と日本橋駅をつなぐ歩行者ネットワークを整備。河川区域内の護岸上部も活用し、日本橋川交流拠点の象徴となる重層的な広場空間を創出する …

品川駅西口再開発計画、京急、西武、JR東日本の3案

品川駅西口再開発 国道15号の上空を活用して、品川駅西口駅前広場を整備する構想で、道路や広場などが立体的に配置された未来型の駅前空間を目指すことなどが提案された。 京急電鉄案 京急電鉄は、国際交流拠点 …

日本橋再生計画、三井不動産が構想を発表

日本橋界隈の都市再生と水辺再生 三井不動産は、首都高速が地下化になった以降の日本橋再生計画を発表した。 日本橋川沿いでは今後、敷地面積約6.7ha(約2万坪)、施設の延床面積37万坪に及ぶ5つの再開発 …

京急と東急が、泉岳寺駅前を共同開発して高層ビル建設

28年完成予定 新設するビルはJR高輪ゲートウェイ駅にも連絡。 建設する高層ビルは地上30階、地下3階建てで、延べ床面積約11万644平方メートル。中層のオフィスや商業施設の上部に、高層の集合住宅(約 …